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消費期限と賞味期限

消費期限と賞味期限、食品の期限表示について

調べてみたからまとめてみた

消費期限と賞味期限

目次

消費期限

期限を過ぎたら食べないほうが良い期限

定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなる恐れがないと認められる期限を示す年月日をいう。

弁当・サンドイッチ・生めん等

賞味期限

おいしく食べることができる期限

定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日(3ヶ月以上は年月)をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。

スナック菓子・カップ麺・缶詰等

取り扱う法律と歴史

日本で消費期限と賞味期限を扱っている法律は食品衛生法JAS法
国際規格のCodexに加盟し、賞味期限が導入された

食品衛生法

食品衛生法は日本において飲食によって生ずる危害の発生を防止するための日本の法律

食品と添加物などの基準、表示、検査などの原則を定めている

JAS法

日本農林規格(JAS規格)の制定、保護の仕組みや認定機関・飲食料品以外の農林物資の品質表示などについて定める日本の法律

Codex

消費者の健康の保護、食品の公正な貿易の確保等を目的として、国際食品規格の策定等を行う
FAO(国連食糧農業機関)及びWHO(世界保健機関)により設置された国際的な政府間機関
日本は1966年より加盟

年表

食品衛生法JAS法
1948年(昭和23年)食品衛生法施行指定農林物資検査法施行
1950年(昭和25年)農林物資規格法制定
1970年(昭和45年)品質表示基準制度を導入
1985年(昭和60年)Codex規格で期限表示を導入(賞味期限が原則)
1994年(平成6年)食品衛生調査会答申
「消費期限」又は「品質保持期限」を表示
JAS調査会答申
「消費期限」又は「賞味期限(品質保持期限)」を表示
1995年(平成7年)省令施工
2001年(平成13年)加工食品品質表示基準に基づき全ての加工食品に期限表示を義務付け
2003年(平成15年)品質保持期限を賞味期限に統一
飲食に起因する衛生から安全へ法目的の改正
*食品安全基本法の制定
2005年(平成17年)本格施行
2018年(平成30年)食中毒、HACCP等を含む大規模な法改正

まとめ

1947年終戦後の独立命令の撤廃、1948年1月1日からの新憲法の成立による施行が現在の法の元になっている

安定して食料を生産するフェーズから安心して食べられるフェーズへ

中食や外食、給食などの大量調理の現場で起こる食中毒や事故を防ぐための施作を整備している

ソースリンク

農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html

消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/expiration_date/pdf/syokuhin375.pdf

JAS協会
http://www.jasnet.or.jp/pdf/kensyuukai/01_1_%20JASseido.2.pdf

消費者庁 食品の期限表示に関する情報
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/expiration_date/

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